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- 2021.02.22
久我山名倉堂接骨院の高木です。
今回は、「アイシングの時間、回数の目安や、効果」について記載します。
今では、スポーツの現場では当たり前ですし、スポーツをしていない方でも「アイシング」という言葉は聞いたことがあると思います。
当院へ通院されているお子様のお父さんやお母さんからもよく質問されます。
実際、ランニングや野球などのスポーツをする、しないに関わらず、アイシングは非常に大切な処置方法です。膝や足首、肩、肘などの打撲や捻挫をはじめとするケガをした時だけでなく、熱中症対策にもなります。
それでは、アイシングの目的、部位、効果、時間の目安やアイシングの後のことについて、書いていきます。
アイシングの目的は、大きく2つです。
①体温や筋温を下げる
②血液循環を遅くし、代謝を下げる
重要なのはタイミングであり、運動直後に行います。
アイシングを行う部位は、以下の通りです。
❶運動でよく使った筋肉、ケガをしている部位(損傷部位)
❷古傷(慢性的な症状)また温度が上昇している部位
❸特に大きな動脈が通る部位
①頚部(首)
②両腕の腋窩部(わきの下)
③鼠径部(太もももしくは、足のつけ根)
上記の部位を冷やすことで血液の温度が下がり、全身に行きわたって冷却が早くなります。
(熱中症対策にも有効です)
運動をやめてしばらくの間、脈拍が平常時より速いままです。
これは筋肉を再生させるためには酸素や栄養分が必要で、血液循環を活発にしなければならないので、脈拍が速くなります。
実は、運動を終えた後も血管の中では運動をしているレベルのままの状態が起きているのです。
酸素や栄養分か過剰に運搬されることとなり、結果、自覚症状以上に疲労が蓄積しています。
ランニングやスポーツなど、運動後のアイシングは、体温や筋温を下げ、血液循環を遅くして酸素や栄養分の過剰運搬防止に効果を発揮します。
その結果、疲労蓄積の回避につながります。
10分~15分程度で十分です。
やればやるだけ効果があるわけではありません。
長時間のアイシングは低温やけどを引き起こす場合もあります。
また、15分以上のアイシングの効果は(10~15分程度と)同じであるようです。
アイシングにはアイスバッグ(氷嚢)が最適ですが、ない場合にはビニール袋に氷と必ず水を入れ(0℃以上にする)タオルやハンカチを患部の上に敷いて凍傷を予防して行って下さい。
膝や足首、肩、肘などの打撲や捻挫をはじめとするケガをしてしまい、
『野球のピッチャーをしていて、すぐに治したい』
『ランニングを毎日続けたいので、炎症を早く鎮めたい。』
そんな方もいらっしゃると思います。
アイシングをすることでクールダウンした患部に対して、さらに以下の処置を組み合わせることで、筋肉の柔軟性や損傷部の回復、疲労の除去などの効果を発揮します。
関節可動域や筋緊張、腱や靭帯の癒着や拘縮を予防、除去もしてくれます。
☑物理療法(温める/冷やす、電気など)
☑ストレッチ
☑マッサージ
これらの治療は、接骨院・整骨院で受けることが可能です。
~あとがき~
先日、落語を鑑賞していました。
世の中には自分に似た人間が3人いると云いますが、
そこに『春風亭一佐』さんという噺家さんが高座に上がってこられました。
瞬間、誰かに似ている?ふっくらとした顔と体型…おやっ?この人は…俺に似ている。
自分で言うのもおかしな話ですが、似ている。(関矢先生から公認です)
あまり似ている画像がないので残念ですが、機会があれば落語を聴かれてください。
久我山名倉堂接骨院 院長 高木 伸季
■よくある症状例■
【保険治療】骨折、脱臼、捻挫、打撲、ギックリ腰、寝違え、肉離れ、スジ違え
【保険外診療】スポーツマッサージ、鍼灸治療
【交通事故治療】交通事故によるケガ、痛みの治療:むちうち、肩や腰の痛み、手足のしびれ、骨折、捻挫、うちみなど
■主な対応エリア■
久我山駅、富士見ヶ丘駅、三鷹台駅、北烏山、南烏山、三鷹市牟礼 ほか
※当サイトで紹介している効果・効能については個人差のあるものであり、必ずしもそれを保証するものではありません。