季節はすっかり秋めいてきましたが、今年はサンマが不漁ということで秋の旬を楽しむ機会が少なくなりそうです。
秋と言えば、私の好きな落語でも季節感のある噺がたくさんあります。「目黒のさんま」「野ざらし」「厩火事」「茶の湯」など秋の定番噺があります。
しかし、接骨院には、ケガする人には秋という季節は関係がありません。
今回のテーマは「簡単な応急処置」という事で秋・季節とは関係がありませんが、
今から記載する事例にはある共通点がありますのでご紹介します。
【目次】
1、当院受診のケガの事例
2、ケガの共通点は?
3、固定に必要なものは?
4、ゴミ袋を使った固定法
5、スーパー・コンビニ等のレジ袋を使った固定法
6、プラスもうひと工夫
1、当院受診のケガの事例
9月と10月の当院を受診されたお子様(小学生・中学生)の大きなケガについて記載します。
1、左橈骨遠位部骨端損傷・・・サッカーの練習中に転倒し、左手を衝き負傷(13歳男子)
2、左橈骨遠位端骨折・・・キックボードに乗って遊んでいた際に転倒し、左手を衝き負傷(14歳男子)
3、左上腕骨遠位部骨端損傷・・・学校の体育館で走っていた際に滑って転倒し、左手を衝き左肘を捻って負傷(8歳女子)
4、左上腕骨外顆骨折・・・学校の廊下を歩いていた際に滑って転倒し、左手を衝き左肘を捻って負傷(8歳男子)
2、ケガの共通点は?
Q、記載したケガの共通点は? A、左腕の負傷ではないですよ・・・。実はこの4名の方は負傷日が土・日・祝日か夕方以降の時間帯にケガをさ