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第99回全国高校サッカー選手権大会を終えて④

まずは選手のみなさんお疲れ様でした。ありきたりな言葉ですがとても感動しました。選手の皆さんはとても、キラキラと輝いていました。

心に溜まっていた汚れ?というか、大人になって忘れてしまうひたむきさだったり、全てを捧げる尊さみたいなものを考えさせていただきました。

 

そしてG監督、Uコーチ、Tコーチ、顧問のI先生、F先生、初日からとても仕事をしやすい環境を作って頂きまして感謝申し上げます。

めちゃめちゃ人見知りの私を受け入れて頂きいい雰囲気の中で、思う存分に仕事ができました。

 

選手、監督、コーチ、顧問の先生方のご期待、ご要望に応えることができたのか・・・?

その後は自問自答、反省の日々を過ごしております。もっとできたはず。

こうすればよかったなど、はたして自分の自己満足であったのではないのか等々。

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私自身の目標であった「母校のために役に立つトレーナー」を目指し上京した24年前の自分を思い出しました。

羽田空港に着いてモノレールに乗り浜松町に向かう車窓からみた東京タワーをつい昨日の事のように思い出します。

東京タワーを眺めながら「あっ、俺は東京に来たんだ」って胸の中で感じ、その後良いも悪いも東京に慣れていき、

学校を卒業して、就職して、開業して今日の自分がいる。

 

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あれから俺は少しは成長できたのかな?あの頃の自分に胸を張って「大人のまね事をしているぞ」って言えているのだろうか?

まだまだ修行だし、もっと勉強しなくてはいけないし経験も知識も必要でレベルアップしなくては話にならないと思う。

 

ただ、とても楽しく貴重な経験をさせて頂いた大社高校、選手、監督、コーチ、顧問の先生に心より感謝を申し上げます。

また、今回の大会で私を大社高校トレーナーにご推薦頂いた関東就友会T先輩コロナ禍が収束し、落ち着きましたらご挨拶させて頂きます。

ありがとうございました。

 

全ては人と人との「縁」で繋がっている・・・。

 

最後にご報告です。

先日行われた島根県高校サッカー新人戦大会でも、大社高校サッカー部は見事優勝をおさめています。

お見事‼   次回全国選手権大会は記念の100回大会です。出場を祈願しています。

 

 

 

第99回全国高校サッカー選手権大会を終えて③

試合は令和2年1月2日駒沢競技場12時15分キックオフ。

 

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昨年はインターハイも開催されず、全国選手権大会の開催も危ぶまれている中で、サッカー協会、

関係各位のご尽力で無事にこの日を迎えることができ選手たちは緊張感と大舞台でプレイできる喜びとがとても伝わってきました。

 

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対戦高校は東京A代表の堀越高校。都会の洗練されたチームでした。

試合開始5分。先制点を許す。その後は一進一退の試合展開。惜しいチャンスも何度かあり、攻め崩すも得点ならず。

0-1のまま試合は前半終了。

 

ロッカールームに戻り再度戦術についての確認と監督から選手を鼓舞する檄‼

選手は冷静で「まだまだいける」と。声があがり、ロッカールームを後にして後半のピッチへ向かって出陣。

 

後半も両チーム一歩も引かず一進一退の攻防。時間は徐々に過ぎていき後半も残りわずか5分を切る。

重苦しい時間帯になってきた時、その瞬間は遂に来た。

左サイドからのボールにS君、頭で合わせてゴール‼

1-1の同点

 

もうこの時の興奮は表現できないような歓びでした。

反射的にベンチを飛び出してガッツポーズをしながらジャンプするも身体が重くて5センチ位しか飛べていませんでしたが、

気持ちは1メートルは飛び上がっていたイメージでした。

最後、同点に追いつくもこのまま試合終了。

 

PK戦突入。島根県大会も決勝戦はPK戦を勝ち上がっての勝利でしたので、希望をもって祈りながらパワーを送る。

・・・結果。 残念でしたが敗退。試合終了。

 

次回に続く。

 

第99回全国高校サッカー選手権大会を終えて②

毎日の朝・夜検温や手洗い、うがいを徹底しPCR検査も受けて無事に陰性。(検査結果がわかるまではやっぱり不安な気持ちでしたが)

12月29日チーム合流の日。午前中まで診療し夕方から宿泊先のホテルに移動。

 

これでもう戦いモードに一気に突入しました。

アドレナリンってなんだかよくわかりませんが、確実に私の頭の中はアドレナリンと呼ばれるホルモンが大渋滞していました。久しぶりの高揚感です。

 

夜になって、選手、監督、コーチ、チーム関係者を乗せたバスがホテルに到着。

 

早速、事前に打ち合わせをしていた(ケガをしている選手とコンディション不良の選手)選手たちの身体のチェックをしました。

その日から試合当日の1月2日まで選手のコンディショニング新型コロナウイルス感染予防の徹底が私の仕事となりました。

 

練習前のストレッチテーピング処置、バスの移動で練習場へ行き練習、宿泊先に戻って練習後のマッサージ、食事とミーティング時間以外はほぼ動いていました。

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でも、不思議と疲れないというか、苦にならないというか・・・自分が楽しんでいたんでしょうね。

(基本頭の中は高校生から全く進歩していないので友達と遊んでいるような感覚)

当然ですが、誤解があってはいけないので・・・※仕事は120%で対応はしていました。

 

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※しんよこフットボールパーク(日産スタジアム)

 

選手とは島根の話題やチームの話しサッカー以外の話しもしてくれて、直ぐにチームの輪に受け入れてもらえたことが私は嬉しかったです。

不思議と時間の経過が早くて毎日が充実?楽しい疲れ?アドレナリンが止めどなく溢れてくる日々を過ごせました。笑×2

 

次回に続く・・・。

 

 

第99回全国高校サッカー選手権大会を終えて①

第99回全国高校サッカー選手権大会は山梨学院の優勝で幕を閉じました。

あれから1ヶ月が経ちましたが、未だ心にぽっかりと穴が開いているような心境です。まるで失恋でもした時のような喪失感にどこか似ています。

 

5年ぶり10回目の出場となった母校島根県立大社高校トレーナーとして大会に帯同する連絡を頂いたのは12月に入ってすぐの2日の夜でした。

その頃既に東京都の新型コロナウイルス感染者数が日に日に増え始め連日ニュースで大きく取り上げられていました。

11月7日に母校の選手権大会出場が決まり前回大会同様にお手伝いを・・・とは考えていましたが、東京都の状況が一転してますます厳しい状況になっていました。

 

今回は新型コロナウイルス感染のリスク(私自身の日常診療はもちろん、大社高校チームスタッフ、選手が島根の方々なので東京で暮らす私との接触)について、本当に神経を遣いました。はたしてご依頼を引き受けていいのか、とても考えて考えて悩みました。責任のある仕事のですし、また大役もありますがそれ以上に世の中の特に東京都の状況が厳しい中での判断でした。

 

しかしながら私自身も仕事の原点、東京に上京する時に描いていた目標(いつか母校に貢献したい力になりたい)でもあったことなので、結論を出すまでは寝付けない夜が続きましたが、散々迷って考えました。ここで「逃げる」?って言葉が適切ではありませんが、正確にはこの問題、状況から逃げることはできないなと判断しました。最終的に引き受けることに決断に至りました。

 

理由は3つ。

まずはこのような大役を仰せつかることは名誉でありますし光栄であること。母校からの依頼を断ることはできない。

 

次に本来であれば大社高校サッカー部にはKトレーナーさんがいらっしゃいますが、しかしKさんの仕事柄(病院勤務の理学療法士)首都圏への移動が感染リスク等の問題のために断腸の思いで私に全てを託して頂いたこと。ずっと大社高校サッカー部を支えていた人から直接連絡を頂き断ることは決してできない。

 

そして自分自身の原点、いつか母校のため役に立つトレーナーになると夢描いて上京した24年前の自分のためでもあること。あの頃の自分の夢をコロナを理由に断ることは断じてできない。

 

そう決めてからは母校のため、大社高校サッカー部のため、OBの方々、関東就友会の方々のため自分の今持っている全てを出し切ろうと動き出しました。それまでも、もちろん感染予防の徹底をしていましたが、それ以降は、異常なほどまでに感染予防自己管理の徹底に努めました。(周囲が笑うくらいでした)笑

 

引き受けようと決めたからには、自分にミッションを与え特にこの2点を最重要課題に決めました。

 

まずは、チーム合流から選手チームスタッフの方々が島根に戻り自主隔離期間も含めて「コロナ感染者を一人も出さないこと」。これが一番のミッションでもありました。全国高校駅伝やバスケットボールのウィンターカップでもコロナ感染者が出てしまい残念な結果になっていたのでこれだけは何とか避けたいと気を遣いました。

 

次に、本職であるコンディショニングの分野です。試合日が1月2日と2回戦からの出場でしたので、島根からの移動を考慮しても日程的にはゆとりがあったのでコンディションの調整は焦ることなくできそうだと思っていましたが、「足をつる選手を1人もださないこと」。私にとって試合終了まで足をつっての選手交代を出さないことが腕の見せ所でもあります。

 

この2点以外にも当然、ケガ人を出さないこと。ケガをしている選手のコンディショニングの調整マッサージケガのケアテーピング等)。普段は業務上取り扱わない脳震盪から止血の方法などの対応まで様々なケースを想定しての職務となりました。

 

ストレスに非常に弱い私(自称メンタル弱い40代日本代表選手)は、この1か月間不眠症と肌荒れ蕁麻疹まであらゆる症状発生でメンタルボロボロの状態でした。抜け毛(抜けた毛を返してほしい 涙×2)とストレスに悩んだ過酷な期間となっていました。(笑×2)

次回に続く・・・

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疲労について

疲労について」

日々「疲労」と格闘していますが、この疲労感をスッキリしたいと思うのは私だけではないと考えます。ストレスは肉体的、精神的に様々でこのストレスの蓄積が「疲労」となるのはご承知のとおりです。

具体的に医学事典には「仕事の結果として生じ、休養を要し、その人の機能的な能力の低下した状態」と記されています。簡単にいうと「疲労感を伴った作業量の低下」疲労の定義というそうです。また、これをスポーツに置き換えると「疲労感を伴ったパフォーマンスの低下」となるようです。年齢と共に疲れが取れにくい、疲れやすくなった、疲労を取るにはどうすれば?などみなさんの多くが感じているこの「疲労」について記載します。

疲労は大きく分けると、精神的疲労、脳疲労、身体的疲労という3種類に分類されるようです。

 

  • やる気が低下する精神的疲労
  • 認知力の低下といわれる脳疲労
  • 筋肉の疲れなどによる身体的疲労

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やる気やモチベーションが低下する「精神的疲労」疲労にも種類がありますが、

物事を始めるために必要なやる気やモチベーションなどの精神力が低下する疲労を「精神的疲労」と言う

 

【症状】

・目標や活力がないため、全てのものに興味がなくなる

・何もする気がなくなるなどの症状が発生

・自覚症状に気がつきにくい傾向

・朝起きると大きな疲れを感じるのが特徴で眠りが浅く、満足できる睡眠がとれない傾向

 

【原因】

日常のさまざまなプレッシャーに対するストレスが原因、その中でも人間関係や悩み事などから発生するストレスと大きく関係。このストレス慢性化し、限界を超えると、うつ病などの精神疾患や副腎疲労などの臓器の疾患の発症を引き起こすこともあるようです。

 

【対処法】

ストレスを解消できない限りこの疲労感は慢性化しやすいため、避難行動(自分なりのストレス発散を見つける)をとったり、ストレスの原因について働きかける(原因を整理、理解する)ことが必要とのことです。

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認知力の低下と言われる「脳疲労」

理解や判断、論理などの人間の知的機能を奪う「脳疲労」と言われる種類の疲労

 

【症状】

・学校や職場での生産性や作業効率が低下記憶力や思考力、注意力などが低下

集中ができなくなるなど個人が持つ認知能力を完全に発揮できなくなる可能性があるとのこと。

 

【原因】

デスクワーク勉強などで視神経緊張した状態が続くことにより起こる神経の疲れが原因のようです。また、脳が緊張している時は、交感神経の働きにより内臓や筋肉が働き続けるため、身体にも疲労が溜まっていくようです。

 

【対処法】

回復方法としては、一時的なものではカフェインエナジードリンクを飲むなどの擬似回復、根本から回復するならば、脳の血流を良くするための運動、栄養・食事の改善、仕事の進め方を変えることなどが効果的とのことです。

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精神疲労や脳疲労によっても起こる「身体的疲労」

身体的疲労は、筋肉を動かすためのエネルギーの不足と、疲労物質の蓄積によって起こる疲労。

 

【症状】

身体がだるいほか、疲れが取れない

刺激に対する反応が遅い、行動量の減少、食欲の減少

とれない眠気めまいふらつき動作の緩慢などが挙げられ、日常生活に支障をきたすおそれがあるようです。

【原因】

筋肉は、そもそもエネルギーが足りないと動かすことが難しくなります。また、一部の筋肉だけが緊張を続けていると、筋肉の働きが悪くなり、この状態で筋肉を動かさなくなると、さらに疲れやすい身体になることがあるので、注意が必要です。

また、身体的疲労は、精神的疲労や脳疲労から発症することもあります。肉体は疲れていなくても、脳が疲労してしまうと、身体能力が発揮できない状態となることがあります。

【対処法】

身体的疲労を感じた場合は、生活習慣の見直しや、他の病気の診断と併せて、精神的疲労や脳疲労の可能性についても考えることが必要です。

 

 

「疲労」を引き起こす要因~

 

激しいスポーツをすると、エネルギーを作るのに必要なビタミンB1などが多く消耗される。これが疲れの一因となる。ゆっくりと休むとともにビタミンB1を摂取する。

家事や育児は大変な肉体労働です。忙しくて精神的にもまいってしまいます。頑張り過ぎないで休息を取るよう努力して、楽しみの時間をもってリフレッシュすることが大切です。

残業は仕事で疲労するうえに、夜食や偏食にもつながりがちになるため栄養バランスが極端に崩れるので気をつけて、仕事はほどほどが大切です。

1日の活力源は朝食から。これをぬくと、眠気がとれない、だるい、集中力がないなどの“お疲れ症状”が出ます。できる限り朝食をとるように心がける。

スナック菓子やインスタント食品、清涼飲料水、お酒は糖質が中心になりがちです。ビタミン、ミネラルはほとんど含まれていません。そのうえ、この糖質を分解するためにビタミンB1がたくさん消耗されます。このような食品を多くとったときは、ビタミンB1を必ず摂取する。

 

【疲労のタイプ別の食事】

 

  • スタミナ系の疲労

・筋肉に貯蔵されているエネルギー源であるグリコーゲンの枯渇による疲労

・グリコーゲンは筋肉や内臓に蓄えられており、それらは糖質からつくられる

グリコーゲンをエネルギーとして利用するにはビタミンB群が欠かせない

スタミナ系の疲労の回復には糖質ビタミンB群が重要!

 

  • 筋肉系の疲労

・筋線維の損傷による疲労のことで、トレーニング後の筋肉は微細な損傷を起こしている

・筋肉を強く大きくするにはトレーニングで筋肉を破壊し修復することで筋力はアップしますが、その過程でタンパク質(アミノ酸)が重要になる

・筋活動のエネルギーとしても糖質も重要

筋肉系の疲労の回復にはタンパク質糖質が重要!

 

  • 神経系の疲労

脳や神経の疲れ

脳のエネルギー源は主にブドウ糖

・脳が疲れたとか、集中力が低下したという神経系の疲労にはブドウ糖のもとになる糖質が重要

・運動すると脳も疲労を感知し筋肉の収縮が抑制されるのでタンパク質の摂取が必要

神経系の疲労の回復には糖質タンパク質が重要!

 

 

それでは今回も車寅次郎先生の「疲労」についてのお言葉で締めて終わります。

 

そう、俺はね 風にはこう 逆らわないように してるんだよ。

風に当たると 疲れちゃうから。

 

第47作『男はつらいよ 拝啓車寅次郎様』より

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