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熱中症対策

 

こんにちは久我山名倉堂接骨院の高木です。この季節ニュースでも頻繁に取り上げられています。

熱中症」について記載します。久しぶりにブログちょっと書きます。

夏の到来で運動をしている方やお子様が外で遊ばれる場合に、これからはとても重要な熱中症の対応策について記載します。平成28年7月1日~8月31日までの期間に熱中症症状で救急搬送され、入院された患者数は厚生労働省の発表では実に776人とされています。2ヶ月間ですので前後の6月、9月も含めますともっと大きな患者数になっていると思われます。この先レジャーの予定や運動をしている方は試合や大会が多くなり熱中症のリスクも高くなりますので、少しでも知識として知っていた方がいいと思います。

 

【熱中症の分類】1、軽度の熱けいれん 2、中度の熱疲労 3、重度の熱射病

 

【熱中症の症状】1、頭痛 2、疲労感 3、筋肉のけいれん(こむら返り等) 4、脱水症状 5、吐き気 6、歩行制限(真っすぐ歩けない) 

        7、体温が40℃を超え意識がなくなる最重度症状である意識障害

 

応急処置

  • 休息・・・身体を冷却しやすいように衣服をゆるめ安静
  • 冷却・・・涼しい場所で休ませ、風通しのよい日陰、クーラーの効いた部屋に移動
  • 水分補強・・・意識があれば水分補強(スポーツドリンク)を行う。                                                    意識障害や吐き気のある場合は医療機関での輸液(水分や電解質などを点滴静注により投与する治療法)

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対策と予防法

  • 外出時は通気性のよい衣類を着用する
  • 帽子や日傘を使用する
  • 炎天下時の長時間の運動や外出を控える
  • のどが渇く前に、こまめに水分を補給する

【熱中症に有効な飲料水】

梅昆布茶や味噌汁などもミネラル、塩分が 豊富に含まれており熱中症の予防に有効と考えられる。 1L の水に 1 から 2g 食塩と砂糖大さじ 2 – 4 杯(20 – 40g)の糖分を加えたものが効率よく水分を吸収でき有効な予防になる。 市販の飲料水であれば Na 量を 100mL あたり 40- 80mg 含んだものが適当である   夏場は特に高齢者に脱水症が生じやすく、また脱 水に自分では気づきにくいことも多い。高齢者で嚥下機能低下による誤嚥のリスクが高い場合 には市販の経口補水液をゼリー状にしたものもあり ゼリータイプを注意深く経口摂取することが望ましい。スポーツ医学の 観点からは、トレーニング時には炭水化物と電解質 を含む液体を飲むことでパフォーマンスの向上を認める報告も散見される 。参考文献「熱中症診療ガイドライン2015」

 

【熱中症による脱水症】

1、高張性脱水(体液の浸透圧が高くなるタイプ)

2、等張性脱水(体液の浸透圧が正常なタイプ)

3、低張性脱水(体内の浸透圧が低くなるタイプ)

脱水症は水分と電解質(主にナトリウム)が失われた状態ですが、水分と電解質のどちらがより多く失われるかで、3つのタイプに分かれます。

電解質より水分が多く失われて体液がいつもより濃くなった状態が①高張性脱水で、汗をかいた時に喉が渇くのはこのタイプです。汗をかくスピードが速いほど、汗中の電解質濃度は高くなりますので、より電解質が多く失われます。

電解質と水分が体液と同じ割合で失われるのが②等張性脱水です。下痢や嘔吐のように体液を一気に喪失してしまう時に起こります。

水分より電解質の方を多く失い、体液がうすくなった状態が③低張性脱水です。大量に汗をかいて、電解質を多く失っているのに、電解質濃度の低い飲料や水・お茶などを大量に飲んだときなどに起こります。また高張性脱水で認められる、のどの渇きはあまり感じられません。

 

運動時の給水

  • 飲料の内容:低張性(簡単に言うとスポーツ飲料水)であり、糖は少量(100ml中2.5g以下)で、冷たく(8~13℃)、飲みやすいこと。
  • 競技前に摂取させるべき量:競技30分前に、水ないし上記の飲料を400~600ml摂取する。
  • 競技中にされるべき量:競技中は上記の飲料を10~15分間隔で100~200mlずつ摂取する。
  • 競技後の食事:競技後適度に塩分のある食事をし、発汗によって失われた電解質(ナトリウムとカリウム)を補えるだけのミネラルを含む飲料を摂取する。
  • 慢性的な脱水症状の把握:脱水症状の有無を把握するために、毎朝(起床して排尿後、かつ食事前に)体重を記録する。
  • 飲料摂取の意義:飲料の摂取は、競技が50~60分以上続くときに意義を持つ。参考文献「熱障害予防のための液体摂取に関するガイドライン」

 

熱中症はなぜ、子供と高齢者に多い?

そもそも人間は汗をかくことで体内の温度調節を行っています。温度調節とは汗を体外へ出し放出することで、体内の温度を下げて身体をコントロールしていますが、子供は汗腺が成長過程で発達していない。一方高齢者はその機能が低下して両者ともに身体の中に熱がこもりやすい状態となるのです。

また、水分を補給した際に水分は筋肉内に蓄えられる為に筋力の少ない子供や高齢者の方は脱水症状を引き起こしやすくなります。よってお子様やご高齢の方は熱中症になるリスクが高くなります。外出時には十分に注意が必要となってきます。

 

【最後に】

最低限の知識を頭の中に入れて対策するだけで、大切な家族や知人、自分自身に起こった場合に慌てることなく対応ができるはずです。

まずは熱中症を起こさない予防をしっかりと身につけましょう!

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