- 2021.02.22
- 2021.02.18
- 2021.01.15
- 2020.12.03
久我山名倉堂接骨院の高木です。
今回は、四十肩・五十肩についてお教えします!
私事ではありますが、両親共にいわゆる「四十肩・五十肩」を経験しております。
この肩の痛みにはいくつもの都市伝説的な噂があります。
例えば、
・治療しなくても治った。
=痛みが引いただけで機能低下が残ります
・放っておけば時間が治してくれる。
=時間が癒してくれる痛みは…失恋の痛みだけでしょう。)
…など。
風邪を引いて放っていても、いつかは治りますよね?
だけど、薬を飲んだり身体をケアすることで風邪は早く治ります。
これと一緒で、症状が強く出ている時は何をしても痛いし、そもそも時間が経てば大体の痛みは治ります。
ただ、痛みの軽減には治療が必要ですし、治るのも早いと経験上私は信じています。
まずは、「四十肩・五十肩」について、簡単な説明をします。
加齢よって起こる肩関節の痛みを伴う症状を総称して「肩関節周囲炎」と言います。
みなさんがよく知っている俗にいう四十肩・五十肩というのは正式名称ではありません。
「 肩関節周囲炎」とは、肩関節の炎症によって痛みが起きる症状です。
その代表的な症状に、いわゆる四十肩・五十肩がありますが、肩関節の痛みは石灰性腱板炎や腱板断裂などからも起こります。
石灰性腱板炎や腱板断裂なども、広い意味で肩関節周囲炎に含めることもありますが、最近は、肩関節に障害があり、はっきりした診断名がつけられる場合は、肩関節周囲炎から除外しています。
そのため、肩関節周囲炎のことを一般的に四十肩・五十肩(原因のない痛み)と呼んでいます。
同じ肩の痛みでも「肩関節周囲炎」とは違うものが多くあります。
●石灰沈着性腱炎、滑液包炎
●腱板断裂
●肩峰下滑液包炎
●肩峰下インピージメント症候群
●上腕二頭筋長頭腱炎
●変形性肩関節症 など
上記記載の症状も肩関節の周囲に炎症が起きている状態なので、
肩関節周囲炎と診断されるケースがあります。
しかし、これも総称になるのでとても曖昧な言葉になりますが、
痛みの原因が何なのかを見るのには画像診断や時間や症状の経過が必要になります。
初期症状は、肩のどの部位が痛いのかもわからないため判断、鑑別が非常に難しいのです。
肩関節周囲炎が起こる原因は様々なものがあります。
明らかな原因というのはありませんが、
微細な筋損傷、軽微な外傷が必ず関与します。
痛みの発生状況は徐々に痛くなる場合(1週間前位から症状が発生したり、軽減したりの繰り返し)や、
強い痛みを突然引き起こす場合(朝まで症状がなかったが、夕方から急に発生)もあります。
安静にしていても強い痛みが生じ、夜間痛(就寝時の痛み、寝返り時の痛み)を伴うことが特徴です。
とにかく肩を動かすと痛いのと、肩から腕にかけての放散痛(痛みの原因部位より離れたところにある痛み)とで、日常生活にも支障をきたすようになります。
痛みによって動かさないことで、関節拘縮(筋肉、靭帯、関節包などが線維化して正常な関節可動域が減少し動きにくくなる状態)が発生します。
髪の毛をとかす時や、服の着脱時などでも痛みを伴います。
肩を上にあげようとする時にも痛みが出るので、肩の動きは関節拘縮によってかなり制限されることになります。
あらゆる方向への制限が出ますが、肩を上げたり、回したりする運動が制限されます。
肩が痛み出して初期は安静にして、肩を出来るだけ使わないようにすることが大切です。
三角巾で症状のある肩を固定します。
その後、症状が軽減し始めたら運動療法を開始します。
まずは自動運動(自分で動かす)から徐々に他動運動(他の人に動かしてもらう)へ切り替えます。
肩関節周囲炎は治るまで少し期間がかかりますが、必ず治るものなので、焦らずにゆっくりと治療を続けることが大切になります。
肩関節周囲炎の治療には、当院にあります「スーパーライザー」での施術をお薦めします。
この治療器で、肩関節周囲炎の施術で重要な3つの神経と6つの筋肉を定めてレーザー照射をします。
痛みがなく、安全で副作用もない安心の治療法です!
「とりあえず電気を流す」治療等とは、内容も結果も違います。
詳しくはこちら▶【根拠をわかりやすく説明!】もっとスーパーライザーの効果を知る
~あとがき~
横浜FCの元日本代表FW三浦知良選手が3月12日、ニッパツ三ツ沢球技場で行われたJ2リーグ・ザスパクサツ群馬戦で、自身の持つリーグ最年長出場記録を更新。
さらにゴールも決め、自身の持つリーグ最年長ゴール記録も「50歳14日」に更新したニュースをみなさんもご承知でしょう。
凄い!ホント凄い!若い時のカズは正直好きな選手では決してなかったけど、今のカズは尊敬できるしカッコいい50歳だと思います。
顔に生き様が現れていませんか?50歳で現役、きっとカズは五十肩ではないんでしょうね。
ホント自分に厳しくストイックな生活を送っているから今も輝いているのでしょう。
一方の私は横断歩道が点滅したので5m程度小走りしただけで息が上がるこの悲しい現実・・・。
50歳の自分を想像すると怖い。
久我山名倉堂接骨院 院長 高木 伸季
■よくある症状例■
【保険治療】骨折、脱臼、捻挫、打撲、ギックリ腰、寝違え、肉離れ、スジ違え
【保険外診療】スポーツマッサージ、鍼灸治療
【交通事故治療】交通事故によるケガ、痛みの治療:むちうち、肩や腰の痛み、手足のしびれ、骨折、捻挫、うちみなど
■主な対応エリア■
久我山駅、富士見ヶ丘駅、三鷹台駅、北烏山、南烏山、三鷹市牟礼 ほか
※当サイトで紹介している効果・効能については個人差のあるものであり、必ずしもそれを保証するものではありません。