初代名倉彌次兵直賢(1750年〜1828年)が接骨科を創業したのは、明和7年のことでした。これは、日本で初めての接骨院です。 名倉家は、桓武天皇の後裔であり、現在は本家14代目は東京の千住にて名倉医院を開設しています。
全国で35000軒を超える接骨院・整骨院があるといわれていますが、「名倉」または「名倉堂」と称している院は約900件です。この「名倉」関連の院は、名倉の下で修行を積み、家名継承を許されたものたちです。
関東で「名倉」は「ほねつぎ」の代名詞といわれており、近代医学が進む中、現在でも日本古来の無血療法(手術しないで治す方法)を伝承しています。